GPHGノミネートで話題! クロノブンキョウトウキョウ新作「GMT1」が数量限定で発売
クロノブンキョウトウキョウより、新作「GMT1」が発表された。本作は最大で3つのタイムゾーンを表示することが可能なGMTウォッチだ。ビジネスシーンにもぴったりな落ち着いたデザインに、“トゥルーGMT”としての高い機能性を持たせている。本作は数量限定で販売される。
ビジネスシーンにマッチする。クロノブンキョウトウキョウ新作「GMT1」
ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)2023 チャレンジ部門のノミネート・ウォッチに選出された、クロノブンキョウトウキョウの「GMT1」。話題を集めていたモデルが、遂に発売される。
クロノブンキョウトウキョウは、シンプルな3針モデルだけでなく、クロノグラフやフルカレンダーを搭載したモデルもラインナップする。今回のテーマに選ばれたのは、最大で3つのタイムゾーンを表示することができるGMTウォッチだ。自動巻き(Cal.MIYOTA 9075)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38mm、厚さ11.7mm)。5気圧防水。
GMT1は、ビジネスシーンに相応しいデザインを与えられたGMTウォッチだ。GMTウォッチの多くは、頑丈で防水性の高いケースにスポーティな意匠のダイアルを組み合わせており、ドレッシーかつスーツの袖に収まりやすいモデルは決して多くなかった。落ち着いたデザインに38mm径のケースを組み合わせた本作は、ビシッとスーツを着こなして海外を飛び回るビジネスマンにとって、この上ない相棒となる1本だ。
モダン針とリーフ針を組み合わせた時分針や丸みを帯びたリュウズ、流麗なケースラインなど、基本的なデザインコードは既存のモデルに共通しており、一目でクロノブンキョウトウキョウのファミリーであることが分かる。それらを崩すことなく機能性の高いGMTウォッチとして仕立て上げたことが、本作の大きな特徴だろう。
GMT針とダイアル上の24時間表記を赤で統一することによって、判読性を高めている。双方向に回転するステンレススティール製のベゼルは、5本のラインによって昼夜を区別できる仕様としている。ビジネスシーンに相応しいシックなデザインと機能性を両立させた、本作のコンセプトを象徴する意匠だ。
ブラックのカーフレザーストラップが装着されており、全体的に落ち着いた印象に纏め上げられている。トップを半球状としたリュウズや滑らかな曲線を描くケースなど、基本的なデザインはクロノブンキョウトウキョウの他モデルに共通する。
GMTの操作は、“トゥルーGMT”に準ずる。すなわち、リュウズを1段引いて回すことで時針を単独稼働させ、GMT針をホームタイム、時針をローカルタイムとして扱うことができる。時針調整時、夜中の12時を跨いで進める際には日付が送られ、反対に跨いで戻される場合は日付も同様に1日分戻される。ハック機能は2段引きの際に働くため、海外渡航時に時差を調整しても、その間秒針は動き続け、秒単位のズレが生じることはない。
ダイアルはブラックをベースとしており、赤いGMT針がよく映えている。GMT針に呼応した24時間表記のインデックスも同様に赤いリングで示されており、機能とデザインの一致が判読性を高めている。赤いリングを境に、ブラックの処理にも変化が付けられている。中央のグロッシーなブラックは上品さを添え、外周の若干ざらつかせたようなブラックはインデックスの視認性を高めている。
24時間表記のベゼルは双方向に回転し、GMT針と合わせて最大で3つのタイムゾーンを一度に表示することができる。昼夜を判別するために、ツートンカラーのベゼルを採用するGMTウォッチは珍しくないが、本作ではステンレススティールのベゼルに、夜間のみ5本のラインをあしらい、昼夜が一目で分かるように工夫している。
ベゼルの回転には、あえてクリック感を持たせなかった。これは、より耐久性を高めるためのポイントだ。クリック感は、スプリングやボールベアリングなどの小さな部品によって生み出され、回転する度にそれらがベゼルと噛み合うようになっている。スムースな回転は部品の摩耗を抑え、結果として耐久性を高めているのだ。ベゼル外周には細かな刻みが付けられ、しっかりとグリップすることができる。
GMT機能を有した機械式自動巻きムーブメントを搭載しつつも、厚みは抑えられている。ベゼルはミドルケースから少しせりだしており、指で掴みやすくなっている。ボックス型のサファイアクリスタルが、クラシカルなデザインを一層引き立てている。
ビジネスシーンでGMTウォッチを使いたい、あるいは普段使いの小ぶりなGMTウォッチが欲しいという方にとって、本作はまさに痒いところに手が届くモデルと言えるだろう。
クロノブンキョウトウキョウスーパーコピー時計の多くのモデルと同様に、本作も数量限定で販売される。実機は2023年9月1日(金)からKURONO TOKYO AOYAMA SALONにて展示され、日本時間の9月8日(金)23時より、KURONO公式ホームページにて一般販売が開始される。購入に際しては、事前にKURONO公式ホームページでのアカウント登録が必要となる。商品の発送は、10月初旬より随時、と予定されている。