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雫石の雲海と青空をダイヤルに宿して――「グランドセイコー」より“キャリバー9S”25周年記念モデル登場

雫石の雲海と青空をダイヤルに宿して――「グランドセイコー」より“キャリバー9S”25周年記念モデル登場

グランドセイコーより、ブランドのマイルストーンであるメカニカルムーブメント“キャリバー9S”の25周年を祝う限定モデル2機種が登場(88万円、70万4000円)。岩手山から臨む静謐な雲海と、澄みきった中天の空。雫石の自然を映した美しいダイヤルが見る人の心をとらえます。

●機械式腕時計の最高峰を目指すグランドセイコー、その完全復活を象徴するムーブメント
 1998年、スイス公式クロノメーター(COSC)を凌ぐ精度を有する高精度メカニカルムーブメントとして誕生した“キャリバー9S”。その歴史的な意義を知るためには、少々時代を遡らなくてはならない。
 1960年、世界最高級の腕時計を作り出すブランドを目指して産声をあげたグランドセイコー。緻密な設計と製造、組み立ての技術によりたちまち国産最高峰の機械式腕時計へと急成長、世界に肩を並べる存在となる。
 70年代にはクオーツ時計の台頭を受けていったん開発休止を余儀なくされるも、1988年には高精度クオーツムーブメントを搭載して復活。やがて全く新たな設計の機械式ムーブメントとして、20年以上の時を経て復活したのがこの“キャリバー9S”だ。
 その誕生は、機械式スーパーコピー時計 N級品の最高峰を目指して出発したグランドセイコーの完全復活を意味するものといっていい。
 以降はさらに先端技術と伝統の技を掛け合わせながら、精度や持続時間、また部品製造、組立調整技能を向上。2020年には高精度と長時間持続を両立させた革新的なメカニカルハイビート“キャリバー9SA5”を発表するなど、絶え間ない挑戦と進化を続けているのはご存知の通りだ。

イメージしたのは岩手山の雄大な雲海と澄んだ空。清冽なダイヤル、回転錘のブルーにも注目
 さて、そんな“キャリバー9S”の誕生25周年を記念して登場する今回の2モデル。いずれも同ムーブメントを初めて搭載した1998年に発売された「SBGR001」へのオマージュとして、「SBGR001」とほぼ同じケースサイズとフォルムを採用。
 現代の名工にも選ばれたウオッチデザイナー、小杉修弘氏の手によるデザインは現在も“ヘリテージコレクション”の基幹をなすものだ。
 またダイヤルは、グランドセイコーのメカニカルムーブメントの故郷である岩手・雫石近くの雄大な岩手山の情景からインスピレーションを受けてデザインされている。


 先陣を切って2023年1月より発売されるのは「SBGH311」(88万円、消費税込)。ムーブメントには10振動のハイビート・メカニカルムーブメント“キャリバー9S85”を採用。ダイヤルデザインにおいては夜明けを迎えた岩手山頂上から、眼下に広がる雲海を望む景色にモチーフを得ている。
 また25周年記念限定の特別仕様として、ムーブメントの回転錘にはブランドを象徴するものとして獅子のエンブレムをオン。またチタン素材の回転錘は雲海の上に広がる澄んだ青空を爽やかなスカイブルーで表現、これはこのモデルのために新たに開発した特別な陽極酸化処理によるものだ。
 また2023年4月より発売の「SBGR325」(70万4000円、同)には、72時間のロングパワーリザーブを誇る“キャリバー9S65”を搭載。
 春の到来を思わせる清廉なスカイブルーのカラーダイヤルは、山頂から見上げる中天をイメージしたもの。
 こちらも25周年記念の特別仕様として回転錘には獅子のエンブレムをあしらうとともに、ブランドを象徴する鮮やかな群青色“グランドセイコーブルー”を陽極酸化処理によって再現している。清潔感と知性を感じさせる美しいカラーは多くの人に愛されそうだ。
 日本人の手になじむ、コンパクトなサイズも魅力的。
●製品仕様
■グランドセイコー Heritage Collection キャリバー9S 25周年記念限定モデル SBGH311
価格(消費税込):88万円
ケース径:37.0mm
ケース厚:13.3mm
ケース、ブレスレット:ステンレススチール
ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
ムーブメント:メカニカルムーブメント キャリバー9S85
駆動時間:パワーリザーブ 約55時間
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)
販売数量:世界限定1200本(うち国内600本)
発売予定日:2023年1月27日(グランドセイコー ブティックオンライン先行発売)、2月24日(グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンおよびマスターショップ)
■グランドセイコー Heritage Collection キャリバー9S 25周年記念限定モデル SBGR325
価格(消費税込):70万4000円
ケース径:37.0mm
ケース厚:13.3mm
ケース、ブレスレット:ステンレススチール
ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
ムーブメント:メカニカルムーブメント キャリバー9S65
駆動時間:パワーリザーブ 約72時間
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)
販売数量:世界限定1200本(うち国内600本)
発売予定日:2023年4月21日(グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンおよびマスターショップ、グランドセイコーショップ)

グランドセイコー公式サイト

リシャール・ミルスーパーコピー「RM 65-01 スプリットセコンド クロノグラフ」に新色が登場!


リシャール・ミルスーパーコピー「RM 65-01 スプリットセコンド クロノグラフ」に新色が登場!



リシャール・ミルの「RM 65-01 コレクション」に、夏を彩る鮮やかな新色が2モデル追加されました。部品点数600個を誇るリシャール・ミル史上最も複雑な自動巻きムーブメント「Cal.RMAC4」を搭載したこの時計に、青い空をイメージしたパステルブルーと、燃えるような天体を思わせるダークイエローのクオーツTPT®ケースが新たにラインナップ。時計愛好家にとって見逃せない一本です。



新作モデルの特徴



パステルブルークオーツTPT®モデル




  • デザイン: 青い空を彷彿とさせるパステルブルーのケース。


  • 特徴: シースルーダイヤルから見えるムーブメントの精巧さが、温かみのある色合いで際立ちます。


  • スペック: 自動巻き(Cal.RMAC4)、51石、毎時36,000振動、パワーリザーブ約60時間、Ti×パステルブルークオーツTPT®ケース(44.5×49.94mm、厚さ16.1mm)、50m防水。



ダークイエロークオーツTPT®モデル




  • デザイン: 燃えるような天体をイメージしたダークイエローのケース。


  • 特徴: 120本限定生産で、希少性と特別感を演出。


  • スペック: 自動巻き(Cal.RMAC4)、51石、毎時36,000振動、パワーリザーブ約60時間、Ti×ダークイエロークオーツTPT®ケース(44.5×49.94mm、厚さ16.1mm)、50m防水。





リシャール・ミル「RM 65-01 パステルブルークオーツTPT®」





リシャール・ミル「RM 65-01 ダークイエロークオーツTPT®」



クオーツTPT®素材の魅力



新作モデルには、NTPT™社が開発したクオーツTPT®素材が使用されています。この素材は、樹脂を染み込ませたシリカ繊維を何層にも重ね、6バールの圧力で120℃に加熱して作られます。その結果、以下の利点を実現:




  • 高い耐久性: 過酷な環境でも性能を維持。


  • 美観の向上: 鮮やかな発色で時計に優雅さをプラス。



ムーブメント「Cal.RMAC4」の技術



「RM 65-01」に搭載された「Cal.RMAC4」は、部品点数600個を誇る自動巻きムーブメントで、リシャール・ミルの技術の結晶です。主な特徴は以下の通り:




  • スプリットセコンドクロノグラフ: 6歯のコラムホイールで正確な時間計測。


  • 高速巻き上げ機構: 8時位置のプッシャーを125回押すことで香箱を完全巻き上げ。


  • 高振動可変慣性テンプ: 毎時36,000振動のハイビートで、1/10秒単位の計測が可能。


  • ファンクションセレクター: リュウズで巻き上げ(W)、日付(D)、時分(H)を切り替え。





スケルトン加工が施された「Cal.RMAC4」



素材へのこだわり



ムーブメントの地板とブリッジにはグレード5チタン(チタン90%、アルミニウム6%、バナジウム4%)を使用。グレーのエレクトロプラズマ処理やブラックPVD加工が施され、耐久性と美しさを両立しています。この素材は航空宇宙産業でも採用されるほど優れており、輪列のスムーズな動作を支えます。



まとめ



「RM 65-01 スプリットセコンド クロノグラフ」の新色は、技術的な複雑さと鮮やかなデザインが融合した逸品です。パステルブルーとダークイエロー(限定120本)の2モデルは、夏の装いを一層引き立てます。詳細は以下からお問い合わせください。



問い合わせ先: リシャール・ミル ジャパン Tel. 03-4578-2010

公式サイト: https://www.richardmille.com/

GPHGノミネートで話題! クロノブンキョウトウキョウ新作「GMT1」が数量限定で発売

GPHGノミネートで話題! クロノブンキョウトウキョウ新作「GMT1」が数量限定で発売
  クロノブンキョウトウキョウより、新作「GMT1」が発表された。本作は最大で3つのタイムゾーンを表示することが可能なGMTウォッチだ。ビジネスシーンにもぴったりな落ち着いたデザインに、“トゥルーGMT”としての高い機能性を持たせている。本作は数量限定で販売される。

ビジネスシーンにマッチする。クロノブンキョウトウキョウ新作「GMT1」
  ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)2023 チャレンジ部門のノミネート・ウォッチに選出された、クロノブンキョウトウキョウの「GMT1」。話題を集めていたモデルが、遂に発売される。

  
クロノブンキョウトウキョウは、シンプルな3針モデルだけでなく、クロノグラフやフルカレンダーを搭載したモデルもラインナップする。今回のテーマに選ばれたのは、最大で3つのタイムゾーンを表示することができるGMTウォッチだ。自動巻き(Cal.MIYOTA 9075)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38mm、厚さ11.7mm)。5気圧防水。

  GMT1は、ビジネスシーンに相応しいデザインを与えられたGMTウォッチだ。GMTウォッチの多くは、頑丈で防水性の高いケースにスポーティな意匠のダイアルを組み合わせており、ドレッシーかつスーツの袖に収まりやすいモデルは決して多くなかった。落ち着いたデザインに38mm径のケースを組み合わせた本作は、ビシッとスーツを着こなして海外を飛び回るビジネスマンにとって、この上ない相棒となる1本だ。

  モダン針とリーフ針を組み合わせた時分針や丸みを帯びたリュウズ、流麗なケースラインなど、基本的なデザインコードは既存のモデルに共通しており、一目でクロノブンキョウトウキョウのファミリーであることが分かる。それらを崩すことなく機能性の高いGMTウォッチとして仕立て上げたことが、本作の大きな特徴だろう。

  
GMT針とダイアル上の24時間表記を赤で統一することによって、判読性を高めている。双方向に回転するステンレススティール製のベゼルは、5本のラインによって昼夜を区別できる仕様としている。ビジネスシーンに相応しいシックなデザインと機能性を両立させた、本作のコンセプトを象徴する意匠だ。

  
ブラックのカーフレザーストラップが装着されており、全体的に落ち着いた印象に纏め上げられている。トップを半球状としたリュウズや滑らかな曲線を描くケースなど、基本的なデザインはクロノブンキョウトウキョウの他モデルに共通する。

  GMTの操作は、“トゥルーGMT”に準ずる。すなわち、リュウズを1段引いて回すことで時針を単独稼働させ、GMT針をホームタイム、時針をローカルタイムとして扱うことができる。時針調整時、夜中の12時を跨いで進める際には日付が送られ、反対に跨いで戻される場合は日付も同様に1日分戻される。ハック機能は2段引きの際に働くため、海外渡航時に時差を調整しても、その間秒針は動き続け、秒単位のズレが生じることはない。

  ダイアルはブラックをベースとしており、赤いGMT針がよく映えている。GMT針に呼応した24時間表記のインデックスも同様に赤いリングで示されており、機能とデザインの一致が判読性を高めている。赤いリングを境に、ブラックの処理にも変化が付けられている。中央のグロッシーなブラックは上品さを添え、外周の若干ざらつかせたようなブラックはインデックスの視認性を高めている。

  24時間表記のベゼルは双方向に回転し、GMT針と合わせて最大で3つのタイムゾーンを一度に表示することができる。昼夜を判別するために、ツートンカラーのベゼルを採用するGMTウォッチは珍しくないが、本作ではステンレススティールのベゼルに、夜間のみ5本のラインをあしらい、昼夜が一目で分かるように工夫している。

  ベゼルの回転には、あえてクリック感を持たせなかった。これは、より耐久性を高めるためのポイントだ。クリック感は、スプリングやボールベアリングなどの小さな部品によって生み出され、回転する度にそれらがベゼルと噛み合うようになっている。スムースな回転は部品の摩耗を抑え、結果として耐久性を高めているのだ。ベゼル外周には細かな刻みが付けられ、しっかりとグリップすることができる。

  
GMT機能を有した機械式自動巻きムーブメントを搭載しつつも、厚みは抑えられている。ベゼルはミドルケースから少しせりだしており、指で掴みやすくなっている。ボックス型のサファイアクリスタルが、クラシカルなデザインを一層引き立てている。

  ビジネスシーンでGMTウォッチを使いたい、あるいは普段使いの小ぶりなGMTウォッチが欲しいという方にとって、本作はまさに痒いところに手が届くモデルと言えるだろう。

  クロノブンキョウトウキョウスーパーコピー時計の多くのモデルと同様に、本作も数量限定で販売される。実機は2023年9月1日(金)からKURONO TOKYO AOYAMA SALONにて展示され、日本時間の9月8日(金)23時より、KURONO公式ホームページにて一般販売が開始される。購入に際しては、事前にKURONO公式ホームページでのアカウント登録が必要となる。商品の発送は、10月初旬より随時、と予定されている。

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